グレインレザーの特徴|革のトリビア
本革(リアルレザー)は大きく分けて以下の3段階にレベル分けされます。
・Genuine leather(ジェニュイン・レザー)
・Top-grain leather(トップグレイン・レザー)
・Full-grain leather(フルグレイン・レザー)
ジェニュインレザーは、耐久性の弱いものが多く見られます。使い込んでいくと色が剥がれてしまったり、表層が痛み内側の繊維が露出(合成皮革の上に薄い本革を貼り付けている)ケースが多くあります。「Genuine leather」と表記されていると、とても良さそうな印象ですが品質にバラつきがあります。
革好きの方は、『本革はトップグレインまたはフルグレイン』と認識されている人が多く、革製品を一時的なものではなく、「長く大事に愛用したい」「革本来の持ち味を楽しみたい」という価値観を大切にしています。
では、「トップグレインレザー」と「フルグレインレザー』はどんな違いがあるのか見ていきましょう。
そもそもグレインレザーとは?
表面がなめらかで凹凸感の少ない均一なスムースレザーに対し、表面にでこぼこしたシボやシワ感のある革を総称してグレインレザーと呼びます。
フルグレインレザーはどんな革?
動物の表皮を自然の状態を保持しており、革の表面に天然のシボや凹凸が入っている革がフルグレインレザーです。フルグレインレザーは高品質なイタリアンレザーが使用されること多く、ハイブランドに採用されることが多く高価です。使い込むほどに経年変化し味わいが増します。良い状態を保つために定期的なお手入れが必要です。
トップグレインレザーはどんな革?
動物の表皮には個体差がありキズやシミがあります。このキズ跡を取り除くための加工を施し後に着色した革をトップグレインレザーと呼びます。トップグレインレザーは、シュリンク加工を施すことが多く、このシュリンクレザーへと加工されたものは、耐久性に優れ新品状態を長く楽しめます。
フルグレインレザーとトップグレインレザーはどっちがいい?
トップグレインレザーよりフルグレインレザーのほうが良いと語られがちですが、フルグレインよりも高価なトップグレインなどもあり、その優劣の差ではなく、特徴に違いがあるという認識のほうが自然です。
シンプルに言うなら「フルグレインレザーは経年変化を楽しめるがお手入れが必要」「トップグレインレザーはきれいな状態を長く保ちお手入れがほぼ不要」という魅力の違いがあります。
デザインや製品の用途によって、好みや価値観が分かれますので、「どっちがいい!という決めつけではなく」あなたが使うシーンをイメージして選び使い分けることをおすすめします。
弊社BLUE SINCERE(ブルーシンシア)では、トップグレインレザーを多く採用しております。
トップグレインレザーを使ったおすすめ商品
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