革のお仕事 | 革製品が私たちの手元に届く過程を知ろう

革のお仕事 | 革製品が私たちの手元に届く過程を知ろう

 

革製品は私たちの日常生活において欠かせないものとなっています。バッグや財布に利用される革は、使い込むほどに独特の味わいが出てきます。しかし、その革製品が私たちの手元に届くまでの過程を知る人は少ないのではないでしょうか。

本記事では、「革製品の製造プロセスとそこに関わる人たち」について紹介していきます。革製品の製造に多くの人が関わっていることを理解できると、さらに革製品に愛着が持てるようになるでしょう。

 

革製品の元になる原皮の入手  

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動物の皮は主に牛、羊、豚などから得られます。
これらの動物の皮は、食肉として命をいただいた後の副産物として、畜産業者から皮革加工業者に渡ります。

牛革の括りであっても種類はさまざま。例えば、牛革の中でも最高ランクに位置付けられる生後6か月以内の子牛の革である「カーフスキン」、肉厚で耐久性が高い「ステアハイド」などが挙げられます。

革製品を制作する際は、製品化したいアイテムの特徴と原皮の特徴がマッチするように見極める力が求められます。

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皮から革へ 革の鞣し(なめし)

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原皮を革にするために、鞣し工程が施されます。
タンナーと呼ばれる鞣し業者が、タンニンを用いた植物成分クロムなどの化学物質を用いて皮を柔らかくしたり、耐久性を持たせる作業を行います。

同じ皮を使用していても鞣しの方法で革の性質は異なります。

  • 植物タンニン鞣し:自然の素材を使用していることから革本来の風合いとエイジング(経年変化)を楽しめる風合いに仕上がります。
  • クロム鞣し:クロム化合物を使用して鞣しているため、加工日数の短縮や色抜けしにくく耐久性が高いことが特徴的です。

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革の仕上げ加工

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皮を鞣した後に最終段階の仕上げとして、革に色を与える「染色加工」。薬品や熱を加えてシボを作り出す「シュリンク加工」がされていきます。

染色加工は、「染料仕上げ」と「顔料仕上げ」の2種類の方法があります。仕上げの方法によって使用する染料が異なり、仕上がった際の風合いに違いがでます。

 

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シュリンク加工は、革表面に凹凸を付けることでスムースのレザーとは異なる表情を生み出せます。また、傷が目立ちにくくなるメリットも挙げられます。

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革製品のデザインと縫製

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各工程を終えた革は、革問屋を通じて革職人の元に渡りデザインと縫製作業に移ります。
革製品といってもバッグから靴、衣服など必要な技術は異なります。それぞれの特性を理解した職人の方々が、丁寧な仕事により使い道にあった革製品を仕上げます。

また、革製品にしていく過程で必須になるステッチ(縫い目)は、加工技術や製品としての印象を左右する要素として表れます。

 

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まとめ

「革製品の製造プロセスとそこに関わる人たち」について紹介をしていきました。
革製品を一つ作るにしても多くの工程と人が関わって作成されています。今回紹介した工程を理解することで、革製品に込められたこだわりに気付けるようになるでしょう。もし興味を持った工程があれば、詳細記事も合わせてご覧ください。