こだわりの革の染色方法|革の染め方は2種類

こだわりの革の染色方法|革の染め方は2種類

 

皮をなめした後に最終段階の仕上げである「染色」の工程にすすみます。

革に塗膜を施し着色していきます。ここで美しい発色や風合いを高めると同時に、塗膜を施し革を保護する目的もあります。 革に求められるクオリティーによってその仕上げの工程も変わります。 


◯ 革を染める「染色」の工程とは


革の染色工程は、発色だけでなく風合いや艶を決める重要な作業です。原皮をタンニンに漬け込んでなめし、加脂(革を柔らかくする)や乾燥、革漉き(厚みを均一に揃える)を終えたら、いよいよ染色の作業に入ります。


染色する準備として色調の調節する「色合わせ」をします。この色合わせとは、革の種類や状態を見極め、目標の発色にするために染料の配合などを仕分けていきます。この色合わせの作業は、革職人(タンナー)の熟練の技と磨きあげた感覚が必要な高度な技術です。


注文主のブランドやメーカーが求める発色に毎回仕上げるためには、繊細な技量かつ研ぎ澄ました感覚が必要となります。気候による温度や湿度の変化で革の質感を感じ取り、染料を微妙に調節していきます。

 

こだわりの革の染色方法|革の染め方は2種類

 

◯ 革の2種類の染色方法


現在、革はブラックをはじめ、ブラウンやキャメルなど、さまざまな色の革がありますが、その着色方法によって、仕上がりに違いが生まれます。 革の着色方法は主に「染料仕上げ」と「顔料仕上げ」の2種類があります。 


染料仕上げとは?


水溶性のアニリン染料を使用して革の繊維を染めあげる方法です。 アニリン仕上げと呼ぶこともあります。 革本来が持つシワやキズ、筋などを生かし、革表面をナチュラルな透明感のある薄い膜で覆うので、使い込むエイジング(経年変化)が楽しめます。 比較的、高級な革に多く見られる仕上げです。    


顔料仕上げとは?   


革の表面に顔料を使用してペンキを塗るように着色していく方法です。 染料仕上げに比べ、塗装膜が厚いためキズやシワを覆い隠し、鮮やかな発色そして全体が均一なきれいな表面に仕上がります。また、多少の撥水性があるので、キズや汚れが付きにくく、ほとんど色落ちしません。購入時のきれいな状態を長期間保つことができます。

 

こだわりの革の染色方法|革の染め方は2種類

 

 ◯ まとめ

 

革には2種類の染色方法があり、特徴も違います。「使い込みエイジングを楽しみたい』という革の醍醐味を体感する場合には、染料仕上げ。「購入時のきれいな状態を保ちたい」という新品状態を長く楽しみたい場合には、顔料仕上げの革が適しています。

染色仕上げと顔料仕上げは、一概にどちらが良いというものではなく、求める革製品の雰囲気や、見た目、使い方などによって適したものを選ぶことが大切です。革の経年変化は革を楽しむ王道ですが、近年はきれいでクリーンなファッションが主流なので、新品状態を長く保つ製品を好まれる方も多いです。あなたのライフスタイルやファッションによって革を使い分けお楽しみください!

 

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