レザーベルトの豆知識|フェットするベルト選びはパーツが重要
おしゃれな人こそこだわっているアイテムに「ベルト」が挙げられます。スーツを着用する方やタックインのスタイルを楽しむ方にとって、手を抜けないアイテムです。しかし、ベルトの使い勝手や装着感は購入前になかなかわからないもの。
そこで、本記事ではベルト選びに重要なポイントである「レザーベルトのパーツ」を解説していきます。ベルトの作りを理解することで、購入前に装着感のイメージができるようになります。自分にあったベルトをお探しの方は最後までご覧ください。
レザーベルトの選び方と注意点
レザーベルトを選ぶ際は体にフィットするものを選ぶことが重要です。
しかし、試着の際や購入直後はベルトは、固く馴染みが悪いように感じます。使い込むことで体に馴染んできますが、購入後に調整が細かくできるアイテムを選ぶと失敗しにくくなるでしょう。
レザーベルトの主要なパーツ
主にレザーベルトを構成する5つのポイントを解説します。作りこみが良いアイテムがどうかを見極めるために重要なポイントです。
- 美錠: ベルトの顔になるパーツ。デザイン性とベルトの保持の両方を担う部位です。
- 遊革: ベルトの先(剣先)を固定し、すっきりとしたデザインに整えます。
- 帯革: ベルトの本体で、使用される革はブランドによってさまざま。
- コバ: ベルトの切り口で、衣類との摩擦による色落ちを防ぎます。きれいに整えられているものほど、長く愛用しやすいです。
- ベルト穴: 通常1インチ(約2.5cm)おきにあり、真ん中の穴で止めるのがバランス良いとされます。試着の際に最も確認したい箇所。
バックルの種類
ベルトの留め具であるバックルの種類は、主に3種類挙げられます。使い勝手の良さに最も影響するポイントです。自分にあったものを選べるように解説をしていきます。
- ピン式: ピンを穴に通して固定する一般的な方式。カジュアルからフォーマルまで広く用いられ、最近ではフリーサイズも増えています。
- バックル式: 微調整が可能で、その日ごとの体型や服装に合わせられるのが最大の魅力。長さ調整で失敗しにくい方式です。
- トップ式: ロゴやマークがデザインされ、ピン穴だけで固定するためゆったりしたサイジングに最適な方式。
レザーベルトの仕上げ方
ベルトの素材と仕上げ方は、理想のフィット感とデザインを見つけるうえで重要なポイントです。特にレザーの仕上げ方について解説をしていきます。
- シュリンク: 薬品などを用いて革を縮め、シボを強調する技法です。しなやかで傷が目立ちにくい加工です。
- ベロア: 牛革の裏面を毛羽立たせ、エレガントな印象を生み出します。女性らしい雰囲気を引き立てる加工です。
- 型押し: 高温高圧プレスでエキゾチックレザーなどの模様を革に施します。均一的な模様できれいな印象を生み出せます。
- オイルレザー: レザーにオイルを染み込ませた技法で、撥水性に優れます。オイルレザー特有の光沢感が特徴的です。
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まとめ
ベルト選びに重要なポイントである「レザーベルトのパーツ」を解説していきました。
レザーベルトを選ぶ際は、体にフィットするものを選ぶことが重要です。そのためには、バックルの種類やベルトの素材と仕上げに注目して選んでみてください。
自分に合ったベルトはスッキリした見た目を生み出して、自信をもたらしてくれます。